パスケースのオーダーが入りました🎵

ある日｢こんな感じのパスケースをお願いしたいのですが…。｣とオーダーを頂き、
写真を何枚か送って頂いたのはRepettoのパスケース。

写真ではサイズが良くわからないけど、
フンフン。概ね正方形で、Ｌ字にファスナーがついていて、
中にはカードを入れるポケットが。

なるほどねー。( ￣▽￣)♪

Suica等のICカードを内側ポケットに収め、
チャージするお札を２つ折りにして入れておけば、
いざ！という時、モタモタしないで済むからね。
機能的で良く考えられてる！

さすがRepetto！いい仕事するなぁ……⁉️

(￣□￣;)!!     ハッ！！！

………。

感心してる場合じゃなかった‼️

安請け合いしたけど、
ハサミケースで学んだように、
小さいものってかなり大変なんですけど…。
作ったことないし。

しかし！ここで｢私には作れません…💧＿|￣|○    ｣

などと何もしないうちから諦めるなんて、
私のちっぽけなプライドが許さない！！

がんばれー！アタシ！

ι(｀ロ´)ノ！！おーっ

と言うわけで、まずは練習でいくつか作ってみることに。

全ては繋がってるな！

そもそも小さいものが大変なのは、
一目で全体の出来映えが確認出来てしまうため、
少しの歪みや矛盾、
おかしなところは一目瞭然！

早い話がごまかしが利かない代物です。

って、どんなものでもごまかしなく作っていますが、
小物はとくに慎重さが必要なんですね。

｢小さいから簡単だろう｣くらい思われがちですが、
精巧に緻密に作業しないことには見事なまでに、結果として現れるのです。

ミシンで小さい物を縫うのって大変だし💧

あー、手縫いで作っちゃおうかなぁー！
考えてみれば｢赤毛のアン｣の時代なんて、
ドレスだってなんだってみんな手縫いだった訳だしさ！

(´▽｀；)ゞ

なんて逃げ道を考えつつも、
そういえばこれより大変な蛇腹のカードケースを作ったことあったなー。

そっか！！(￣O￣)

その要領でミシン使えばいいんだ！

※上記の作品は音楽柄を取り入れた蛇腹のカードケースのオーダーで制作したものです。

そして、ファスナーの縫い付けに関しては、
どれだけ制作したかわからない保険証ケースの経験が多少なりとも役にたち。

どんなものでも挑戦して、
苦戦しながら｢自分の出来る｣に変えてきたことは、
繋がってるんだな。
としみじみ感じます。

いかにキレイに仕上げるか？試行錯誤を繰り返し…。

練習と言っても、
気に入った生地を使わないと本気が出ないので。

私のお気に入りを使ってみたら、
こっちの生地もどんな表情を見せてくれるんだろうか？
これも並べたら可愛いかも？
パスケースに姿を変えた生地達の姿が見てみたくて…。

( ￣▽￣)     🎵

結局、4つも練習がてら作りました。

まぁ、一見、可愛いですが
ここがダメ！
あそこが気に入らない！がいろいろ詰まってる代物です。

気になることはサイズと形…。

写真だけではわからなかったパスケースのサイズや形．．．。
一抹の不安はあるものの、
たまたま、昔、友人から誕生日プレゼントに頂いた小銭入れが
同じ形状なんじゃないのかなぁ？

多分これだろう！
と外観だけ真似てサンプルを作ってしまい…。

実際どーなのかな？

サンプルをお客様に｢この形でよろしいでしょうか？｣とお見せしたところ…。

そー！コレコレ‼️

d=(^o^)=b

合っていたらしい(笑)
んー、まだまだ私の野生の勘所は衰えてはいないようです。

サイズ、形状にオッケーも出たことだし、

さぁ、次はいよいよ本番です！
予定している本番用のお気に入りの生地も
在庫はこのパスケース一つ分を残すのみ。
これが生地ラストの作品となるため、失敗は許されない！

慎重に本番、パスケース制作、行ってみよー！

(*￣∇￣)ノ