リンゴのコーラルピンクが気に入って、
保険証ケースにしてみたいけど…。
リンゴって…。いいのかな？

こんな迷いをDandyism、Bourbon rose、Wendnesday等の保険証ケースを制作しながら
躊躇していたのが、このRingo…。

だけど、このコーラルピンクのリンゴなんだけど、

こう、微妙にありきたりと言うか、
子供っぽいリンゴの形と違って
軸の黒がいいスパイスになっている、子供のようで、子供じゃない！！

つまり、幼稚じゃないリンゴ！と私は勝手に認定することに。

バッグの中にこのリンゴがいたら、ちょっと嬉しくなるかも？

私だったら、案外、嬉しくなるのかも知れないと思い、
迷った末に、この生地を使って保険証ケースを作りました。

意識は「子供にならない」こと。

なので、ポップな感じを出したい。
内側のベース生地を無地にすると、
ちょっと寂しい印象になるかもしれない。

ガサガサ、生地の収納ケースを漁り、
リネンでリンゴの邪魔をしない程度に柄の入った物を
いくつかピックアップ。

折り合いがついたのは、
Caribbeanでお馴染みのメイン生地の色違い。
ブルーの部分が白で描かれた物を使いました。

カフェっぽく仕上げよう！なので色使いは抑え目に。

時々、カフェの入り口付近にカフェブランドのグッズを見かけます。
じっくり観察したことはないけど、
カフェっぽい雰囲気に仕上げられたらいいな。

そこそこ可愛く。
そこそこポップに。

そこそこ感がこのリンゴには塩梅がいいような気がする。

なので、アクセントに使うバイアスも
意識してリンゴと同系色の物を選びました。
カードケースの蓋や、保険証ケース本体の綴じフタの裏は
リンゴと同系色のムラ染めの生地で
柄は控えることに。

完成しました！！Ringo

元気なリンゴのイメージです。

開くと中はこんな感じです。
カフェっぽくないですか？（笑）
カフェの基準がよくわからないけど、なんとなくそんな感じ。

カードケースの蓋を開くと

完成してみて気付いたのは、
このリンゴ、大人可愛いリンゴでした。
北欧の生地だけのことはある。脱帽です。

仕上げて気付いた、柄のユーモア

私も仕上げてから気づいたことなのですが、
このリンゴの生地、
たまーにリンゴの中から黒い虫が顔だしていて．．．。

その近辺にかじられちゃってるリンゴがあって！！

その虫の顔がまたシンプルで大人なんです。
気持ち悪いからイヤだわ！

ではなく、なんか見つけた時、嬉しくなっちゃうような虫。
hello～♪と

雀荘のおばちゃんみたいな枯れた声で言ってる気がするのは私だけでしょうか。

保険証ケースのどこかにいますので、
購入された方は
探してみてくださいね！！

こんな遊び心を大人感覚で盛込める、
北欧デザイナーのセンスの良さ。

私はこの虫に気付いて、もっとこのリンゴの生地が好きになりました。
あの時、迷ったけど．．．。
どーしても、このピンクが気になる！と思って買っておいてよかった。

保険証ケース・Ringoの購入等については
コチラをご覧ください。
↓

保険証ケース・Ringo