機織りを習っている方必見！織機がスッポリ入る超大型リュックトート

今回ご紹介するのは「機織り（はたおり）」を習っているお客様からのオーダーで制作した
超大型トートバッグです。

オーダー内容は

・機織り機がすっぽり収まる
・表側に小銭入れ等が入れられるポケット
・機織りのパーツ、長さ３６㎝程度の棒状の物が入る内ポケット
・リュックのように背負いたい

あとはお任せということで、オーダーが入りました。

サンプルに市販されている機織り機専用のトートバッグの画像を送って頂き、
寸法を確認したところ、
幅５３㎝×高さ４０㎝×マチ１０㎝

リュックサックも未経験な上に、
今まで制作してきた中で一番大きなサイズのトートバッグでした。

背中が痛くならない工夫

ランドセル、アウトドアのリュック等、アレコレ思い浮かべていた時、
「普通のトートバッグのように制作したのでは、機織り機が揺れた時、ゴツゴツ背中に当たって
痛いのではないか」と気づきました。

これは表地と裏地の間になにか衝撃を緩和するクッション材を入れよう。

機織り機の衝撃を緩和するクッション材について
初めは低反発素材のクッションを入れる予定でしたが、
厚みが気に入らず、何かいい物ないかな．．．。

そんな時、思いついたのがヨガマット。
厚みも７ｍｍと理想的。
大きなバッグは型崩れするとクタクタ潰れて物の出し入れがしずらいため、
バッグの形を固定する芯にもなりました。

デザインはTricolore×お客様のイメージカラー

試作品であり、私物として使っている大型トートバッグを見たお客様からのオーダーだったので、
基本デザインは同じにし、

配色はお客様のイメージで

ラズベリーピンクの撥水加工ナイロン
白、チョコレートブラウン合皮のトリコロールにしました。

Stylish K.F.Mのトレード・マークになりつつある、
マカロンのコインケース・バッグチャームは萌黄色を付けることに。

それは、ラズベリー×チョコレートのケーキに
ミントの葉が添えられているようなイメージを思い浮かべ、
私自身、完成形に出会えることがとても楽しみな制作でした。

肩への負担を考えたショルダー紐や使い勝手を考えたポケット

生地がよれたり、体への負担が少しでも軽くなるように
ショルダー部分はキルト芯を入れました。紐の長さも調整可能。

中のポケットは道具箱や機織りの糸等入れる物が何かとあるだろうことを考え、
深さ３０×幅も３０㎝程度＋片側だけ４㎝広がるマチを付けた物が２つ。

大は小を兼ねる　です。

身体側の面の内側には携帯、長財布等が入れられる小物入れポケットを３つ付けました。

お教室の先生まで感激してくださいました。

作業工程があまりにも多いため制作時間も膨大にかかりましたが、
無事にイメージ通り完成させることが出来ました。

嬉しくて背負ってみたのですが．．．。
バッグがあまりにも大きいため、
背負った自分の姿は

二ノ宮金次郎なのか？？？？

本当にこの大きさでいいのか心配になりましたが、
お客様は自分の好みのカラー、デザイン、機能性にとても喜んでくださいました。

さっそくお教室にこのリュックトートで行ったところ、
お教室の先生も大感激で「写真を撮らせて欲しい」とまで言って頂けたほど。

Stylish K.F.Mの存在意義

機織り機を持ち運ぶバッグというのは
確かに市販品ではデザインが決まってしまい、
選択肢が無いことは想像がつきます。

もっとこんなバッグがあったらいいのに…。
どこを探しても欲しいものが市販品では見つからなかった物を
頭を掻きむしりながら
アレコレ考え、
お客様がイメージしていた物を作り出すことができた時、
Stylish K.F.Mの存在意義を感じます。

今回のバッグのように、
なかなかピンとくる物が見つからない時は、
遠慮なくご相談下さい。
あなただけの「特別」なアイテムをご提案させて頂きます。

幅６５㎝×高さ４０㎝×マチ１０㎝
両開きファスナー使用

お値段：２１，０００円

※バックチャームはオーダー頂いたお客様へのプレゼントです。